対合

対合（involution）とは、自分自身をその逆として持つ写像のことです。

擬距離空間

擬距離空間（pseudometric space）とは、異なる二点の間の距離がゼロとなることもあるように一般化された距離空間のこと。

アスタリスク

ある集合から零元を除いたものを＊(アスタリスク)を付けて表現します。

整数$Z$から零を除いたものを$Z^{*}$、複素数$C$から零を除いたものは$C^{*}$と書きます。

群

ある集合があって、以下の4つの条件を満たすとき、その集合を群といいます。

• 集合の要素の間に、一意的な演算が成り立ち、その演算に関して、集合は閉じていること。
• その演算に対して、結合則が成り立つこと。
• 演算には、単位元が存在すること。
• 演算には、逆元が存在すること。

この4つの条件を群の公理といいます。

経験過程

中心極限定理は、実数を値にとる確率変数に関する定理。

一方、経験過程は、関数を値にとる確率変数に関する定理。

アーベル群

群の演算で可換則が成り立つ群をアーベル群、もしくは、可換群といいます。

有限群と無限群

位数が有限の群を有限群といい、一方、位数が無限の群を無限群といいます。